EARS OF THE ROOFTOP/藤本由紀夫
大阪公演の時にカタログをもらったのでやっとゆっくり鑑賞。
様々なインスタレーションがある中で、これは結構ショックでした。
ビル屋上に椅子と長い筒が二本。
その筒を通して伝わる屋外の音(振動)は慣れ親しんでいる雑音ではなく、
2001年の宇宙的な旅へトリップしてしまうような聞いたことない雑音。
(というよりもっと音楽的な音)。
人間の耳がこの筒のような形状で出来ていたらこの音こそが正解なんだろう。
そう考えると音(振動)の共通認識なんて結構いい加減なもんなんだな、と。
そんなことばかり考えてしまいました。
藤本さんの音楽に対する考え方はすごく共感出来ます。


ROMANCE

ROMANCE

Romance/golf
大きく別けると音楽が人間を導くタイプと人間が音楽を導くタイプがあって、
golfがやっている音楽というのは典型的な前者だと思います(自分は後者)。
どちらが良い悪いじゃなくて、割と前者の方が好きな音楽が多いんですけど、
とりわけバンドという共同体ではそれが自然なのではないでしょうか。
楽曲自体がその方向性をgolfに訴えているような、そんな音楽。
それは素晴らしいソングライター(種まき係)がいてこそ成り立つわけで、
これからもとんでもないポップミュージック達に脅され続けることでしょう。
golfの未来は明るいぞ!
安藤君ありがとう。


golf聞いてたらなぜかREM聞きたくなってきたけど、なくなってる!