このアルバムより前に発表されている「ヘッドハンターズ」や「シークレッツ」などは、まっ黒けなリズムでそれこそファンキーなものでしたが、このアルバムをきっかけにどんどんポップミュージックへと歩み寄っていきます。このアルバムの聴き所は何と言っても「歌うハービー」ですね。それまで歌唱力に自信のなかった彼は
ヴォコーダーに助けを借りて歌っています。(
ヴォコーダーとは...知ってる人も多いかと思いますが有名なのはY.M.Oの
テクノポリスで使ってますね。)でもですね、
ヴォコーダーを使ったのがある意味妥協のような気もするんですが、
ヴォコーダー使用によってよりポップさ倍増に成功しているのも事実。もしかしたらこれも確信的なのか?とか散々言いつつ結局、最後の曲は思いっきりファンク(笑)しかもジャコパス、トニーウィリアムスとのトリオで強烈!やっぱりこれもかっこいいですね。