CWC3決
浦和 2-2(PK4-2) エトワール・サヘル


世間的に考えて最高順位(3位)で締め括れて良かったですね。
「自分をクビにした監督を自分のゴールで救った」と言い放ったワシントン。
自分の事情よりもサポーターへの恩返しを優先してプレーするワシを見て、
プロフェッショナルとはどういうものなのか考えさせられました。
ワシントン、ネネ、今までありがとう。
ブラジルでも頑張れ!


日本のクラブが自国開催枠を使わずにアジア王者として初めて出場した事や、
ミランがいつも以上にやる気満々で日本に乗り込んできてくれたお陰で、
おそらくCWC以降では一番盛り上がった大会になったと思います。
と同時に今まで予想していなかった混乱も起きてしまったようです。
ゴール裏指定席を問答無用で一部の浦和サポが占拠したという問題。
その場に居合わせていないので真相はどうなのか分からないけど、
これが事実ならどう考えても浦和のサポーターが悪い。
CWCにはミランを観るために頑張ってゴール裏を取って楽しみにしてる人や、
トヨタカップからずっとゴール裏で観るのが年中行事な人など様々。
いくら浦和サポがゴール裏を主戦場としていようが彼らを排除する権利はない。
それは人として。


ただ「サポーター」や「ファン」の住み分けに失敗した運営側にも問題がある。
インターコンチネンタル杯が中止になった一番の原因はサポーターの暴動。
後に公平かつ中立な第三国である日本で再出発したのがトヨタカップ
そこへ開催国が加わることで再び大会の意味が変わることを理解していたのか。
単に「Jクラブが世界にチャレンジ!」みたいな温い雰囲気だったのではないか。
世界共通でサポーターというのは12番目の選手と言われているように、
観戦を目的とするファンとは違いピッチの選手と一緒に戦う熱い人達なわけです。
開催国枠を作ったならこうなることは浦和サポでなくとも想定出来たはず。
さらに言えばJリーグ好きと欧州サッカー好きの話が噛み合ないことも周知の事実で、
浦和サポとミラニスタが仲良く同居なんてどう考えたって出来るわけがない。
浦和サポが遊びでCWCに参戦しているわけじゃないことを知っているだけに尚更。
大袈裟ではなくセリエみたいに死人が出なかったことがせめてもの救いです。


久しぶりに不愉快だったもんで長い文章ですいませんでした・・・。
あと日テレも本当にサッカーが好きなのか不明な芸能人や歌手ばかり集めてないで、
もっと真剣にサッカーの文化を世に広めて欲しい。